どうも、TORISです。
今回はFP2級に合格するための自分なりの勉強方法をまとめようと思います。
FP2級概要
試験について
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
1・5・9月の年3回行われます。
学科試験・実技試験があり両方合格する必要があります。
日本FP協会ときんざい(金融財政事情研究会)の2つの団体が実施しています。
出題範囲
①ライフプランニングと資金計画
②リスク管理
③金融資産運用
④タックスプランニング
⑤不動産
⑥相続・事業承継
合格基準
①学科
6割以上(36/60点以上)
②実技
日本FP協会の場合
100点満点中60点以上
きんざいの場合
50点満点中30点以上
受験資格
①FP3級合格者
②AFP認定研修の受講修了者
③2年以上の実務経験者
③厚生労働省堰堤金融渉外技能審査3級合格者
のいずれかに該当する必要があります。
一般の方は①FP3級合格してFP2級を受験することになります。
FP3級は2018年10月に取得
社会人1年目のとき取得しました。
使用したものは以下の2冊です。
「みんなが欲しかった!」シリーズです。
またFP3級ドットコムの「過去問道場」も併用してました。
勉強期間は覚えてませんが、社会人になってから勉強を始めたためそこまで切羽詰まったものではありませんでした。
きんざいで申込み、実技は「個人資産相談業務」で受験しました。
学科53/60点、実技36/50点で合格しました。
FP2級の勉強を始める
FP3級合格後FP2級の勉強を始めましたが仕事が忙しくなったり、勉強に飽きてしまったりしてしまい、
しばらくFPの勉強から遠ざかりました。
2020年12月1日にFP2級の勉強を再開しました。
再開したときのブログ記事
2021年5月23日の試験に臨むため勉強期間は5ヵ月半設けられました。
使用したテキスト・問題集
みんなが欲しかった!FPの教科書と問題集です。
3級のときと同じです。
これに慣れたというのもありますが、やっぱりフルカラーは分かりやすいです。
途中手書き風の説明書きがありますが、これは見やすいか見にくいか個人によると思います。
・教科書
教科書は3章ずつ2冊に分けられます。
取り外さないと分厚すぎるので。
内容はこんな感じです。
すっきりまとめられていて、問題でつまずいたところもこれを見ればほとんど解決します。
また余白もあるので深入りしたいときは直接書き込むことも出来ます。
でもやはりきちんと重要なところがおさえられているためそこまで書き込むこともありませんでした。
・問題集
解答解説は別冊となってます。
こういうタイプの問題集は助かります。
分野別で構成されているため、知識が身に付きやすいと感じました。
該当するところをすぐ教科書に戻って確認することも出来ます。
「みんなが欲しかった!」シリーズでなくても、問題集は分野別を選んだ方が勉強しやすいのではないかと思います。
解答解説では、誤りの設問の解説も充実してます。
うしろにはおさえておくべきポイントがコンパクトにまとめてあります。
ここは教科書の内容と重複するので別に丁寧に確認する必要はないかと思います。
勉強方法
①教科書中心
【第一段階】12月から1月末までの2ヵ月間
主に教科書中心に理解を深めました。
いえば「教科書→該当する箇所を問題集で解く」というやり方でした。
ネットでは「過去問を解くのが重要だから勉強の初期段階から過去問を解いていって、教科書は補足として確認する程度で読み込んでいくといい」みたいな勉強法も載ってます。
大胆であり確かに効率も良い面はありますが、知識ゼロからだと挫折する可能性があったので自分としてはあまりオススメできません。
やるとするならば、教科書で2、3周読み流して基本事項の5割程度まで理解できてから過去問中心の勉強スタイルに切り替えるかんじでしょうか。
自分は2月までに上記の「教科書→問題集」のサイクルを3周終えることを目標にしました。
・・・1周目
12/21に完了
勉強開始から3週間です。
朝出勤前に教科書を読んで帰宅後にその箇所の問題集を解くというやり方です。
この時は毎日2章というペースでした。
自分は教科書読むときにSurfaceのOneNoteというノートのアプリを使って要点をまとめてましたが、正直この作業はいりませんでした。
教科書を読むだけで十分です。結局振り返ればノートは見返りませんでした。
・・・2周目
1/10に完了
19日で完了しました。
朝出勤前に教科書を流し読みし、そのあとすぐにその箇所の問題集を解く。帰宅後に再度教科書を読むというやり方です。
教科書を読んだあとに問題集を解いているため正答率も8割近くまで上がってます。
2周目が完了するころまでにはなんとなく苦手分野というのが分かってきました。
そうしたところはスキマ時間に教科書を読んで確認する等して対処していきました。
・・・3周目
1/28に完了
18日で完了しました。
朝出勤前に問題集を解き、帰宅後FP2級ドットコムの「過去問道場」でその箇所の過去問を解くというやり方です。
この辺からなんとなく問題を解くことに慣れてきました。
【第二段階】1/29~2月中旬の1ヵ月弱
苦手分野を洗い出し、その後2月中旬まで一定の期間を設け「教科書→問題集」というスタイルを毎朝やってました。
②ひたすら過去問道場
【第三段階】2月下旬から5月中旬までの約2ヵ月半
過去問道場中心の勉強スタイルです。
毎朝分野別で10問ずつ解いていきました。
このようにチェックをひとつだけ入れ、毎朝10問解いてました。
あとは夜でも休日の昼間のときでも教科書を読んでたりしてました。
時間が取れるときには過去問道場を100問近く解いたりしました。
ちなみに2月下旬からほとんど問題集の方は使わなくなりました。
実技対策はというと・・・
あまりしてきませんでした。
理由は長文読んで解くのに時間かかるし面倒だったからです。
普段の勉強の中で、問題集の実技のところを少し解いてみたり、過去問道場で実技のところを少し解いてみたりしたぐらいです。
結局5月中旬、試験の直前までまともな実技対策を講じてきませんでした。
なんとかなるだろうという謎の自信もありました。
試験前日・当日
直前まで過去問道場をしてました。
試験会場が五反田だったため、五反田で前泊しホテルの中でも勉強してました。
試験当日2021/5/23
当日、教科書だけ読んでました。
結果発表
試験日午後5時半に日本FP協会のホームページにて公式解答が公表されます。
忘れかけてた頃、7/3。
合格通知が届きました。
学科53/60点、実技76/100点でした。
まとめ
自分の勉強方法として試験日までの期間を5ヵ月半用意し、
前半2ヵ月…教科書中心
中盤1ヵ月弱…苦手分野勉強
後半2ヵ月半…ひたすら過去問道場
という構成で勉強しました。
仕事がある生活の中勉強するとなると、脳がすっきりした状態の朝に実行するといいかもしれません。
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