「レバレッジ・リーディング」要約

日記・雑記

「レバレッジ・リーディング」(本田直之)を読み終えたので要約します。

※ビジネス書を効率よく読むための手法、多読に重点を置いてる  読書=投資活動そのもの  読書は「不労所得」のように、蓄積してきた「パーソナルキャピタル(自分資産)」を働かせることにより、少ない労力で大きなリターンを得ることができるようになる。

 目的意識を持って切り捨てながら読む
→必要な情報だけを得る「情報の取捨選択能力」が上がる

 ×速読ではない(目の動かし方を訓練したりしてすべてを速く読んで見せる技術)
〇無駄な部分を切り捨てる技術のこと

・ビジネス書は月約500点ほどの新刊が入り、年間6000点もの数になる  →不必要な本はなるべく拾わないようにする
そのために→「現状の課題は何か」という目的を持てば「今どんな本が必要か」ということが意識できる

・役立つという点では理論で固めた「教養型」でなく「経験型」の本がおすすめ

 ・まずは身近なテーマから  例えば、自分の人生に役立ちそうな本や仕事に関係する本など  →興味を持てるし素直に読み進めることが出来る  →多読に慣れてくると自分と直接関係ないテーマでも読めるようになってくる。
これはつまり業界等違っても「人間のすること」の普遍性が見えてくるから

 ・トレンドで選ぶ

世の流れをつかむときなど。

 新聞やニュースなどで「これはおもしろいな」というものがあったら、そのことについて書かれた本を読んでみる

 読書の流れ
1、本を読む目的を明確化
2、制限時間を設ける
3、全体を俯瞰する(目次などチェック)
4、読み始める(緩急をつける、ポイントを押さえる)

 ・本の内容の16%を理解できればよい  本1冊を約200ページとすれば  重要な箇所は20%の40ページで、拾うところは16%の32ページで良い。

→つまりささいな取りこぼしを気にしてスピードが遅くなるよりは、より少ない労力で大きなリターンを上げることに集中するほうがいい。

 (イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが提唱した「80対20の法則」に基づく)

 ・余白に書き込む  読んでいてひらめいたアイディアや自分の考えは余白にメモしていく
↑「自分だったらどうするか」という視点を持って読むとアイディアは出やすい

 ・投資した時間とコストを回収するために読書後のフォローが大事
読んだ本は忘れてくる、原因は
①ポイントをメモしなかったから
②実行しなかったから

 ・条件反射的に仕事で生かせるように、読書をシステム化する  →レバレッジメモを作る

著者の方法:本の大事な部分を抜き書きしたメモをパソコンに入力してA4サイズのコピー用紙にプリントアウト。それをいつも身に付け折に触れて読み返す。  本がたまったらまとめて入力する(著者は1週間に1度程度)

 ・基本的に一度読んだ本はよほど良書でない限りもう読み返さない。

著者は一日1~2冊、多くて4冊読まれており年間約400冊にものぼるそう。

ただ年購入本数は約600冊で1年で100万円は本の購入費に充ててます。
なんでそんな多読を実践できるかというのは、何回も触れているように必要な情報だけを拾っているからとのことです。
本に対してそんな出費が出来ないと私は思うのですが、著者は読書は投資行為の一つと捉えこれだけ出費しても十分なリターンを実際得ることが出来ると何回も主張してます。

ただ出版されたのが2006年ということもあり本の中で出てくるものが少し古いなと感じる箇所もあったりしました。

簡単な内容ですのでスラスラ読めておすすめです。

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