株式投資は特定口座で取引きしています。
非課税メリットを受けるならばNISA口座で取引きするのが一番ですが、 自分は既に積立型投資信託でつみたてNISA口座を所有しているため やむなく特定口座で取引きしています。
一般口座との違いとして、取引によって生じた利益や損失を証券会社が計算してくれて 1年分の損益をまとめた特定口座年間取引報告書を作成してくれます。
特定口座は「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」に区分されます。
初めて投資する人はたいてい「源泉徴収あり」を勧めてくれます。
株式を売ることで譲渡益が生じたときに約20%の税金が発生しますが、 売るのと同時に税金を自動で差し引いてくれるのがこの「源泉徴収あり」の特徴です。
「源泉徴収なし」の場合、売却代金はそのまま受け取れます。
その代わり自分で確定申告をして税金を納める必要があります。
確定申告が面倒だから自動で税金を差っ引いてくれる「源泉徴収あり」の方が断然良いのではと思いますが、 払わなくていい税金まで払ってしまう可能性もあります。
「給与所得が2000万円以下の給与所得者で、譲渡益が20万円以下」
この場合確定申告は不要となり税金を払う必要がありません。
つまり「源泉徴収あり」の場合売却の都度税金が源泉徴収されるのですが、 その年の譲渡益が20万円以下の場合税金を払う必要が無かったので 結果的に払い損となります。
なのでこの場合「源泉徴収なし」の特定口座で取引きをしておけば 売却益全額が手元に残っていたのです。
株式投資に積極的で売却益を他の株式の買付資金にしたい場合は有効です。
もちろん20万円以上譲渡益が発生した場合は確定申告をする必要がありますが。
「損益通算」や「繰越控除」も税金対策としてかなりメリットがありますが、 どちらも確定申告をしなければいけないので 早めに確定申告に慣れる点でも「源泉徴収なし」を選択しようと思います。
楽天証券のトップページから。
「設定・変更」→「特定口座」 
「変更」をクリック。
ここを「源泉徴収なし」にし、 本人確認方法を選択します。
設定変更の確認をして進みます。
本人確認は郵送でもできますが、 アップロードの方がすぐに済めます。
完了しました。
翌年から適用される見込みです。
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